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ワタミが参院選に立候補(出馬)する本当の理由 [ニュース]

ワタミの渡邉美樹会長が
参院選に自民党から比例代表で出馬することが
確実になった。

本日5月31日付でワタミ会長職も非常勤となり、
本格的に政治家として始動するようだ。

飲食業、介護事業にも積極的に取り組んでいること、著書も多いこと、
また都知事選に立候補した経験などからも、
有権者に対する訴求力は、あまたの新人候補を凌駕する存在だろう。

介護など高齢者問題は
選挙で有権者へのアピールが非常に高い提言になるが、
介護ビジネス経験から、その問題点も、
現職のどの議員より切実に理解しているものと思われる。

自民党からは他にも、
知名度の高い何人かのスポーツ選手などが候補にあがっているが、
知名度だけで具体的な政策を持ち合わせていない候補とは
渡邉は一線を画する存在となろう。

比例トップ当選も夢ではないのではないか?

しかしなぜ今?、なぜ自民党?、
という疑問をもつ人も多いのではないだろうか。

渡邉本人も、2011年に出馬した
都知事選前のインタビューでは、
「参議院や衆議院の議員になったとして、
自分自身の想いを叶えることができるかというと、
今の政党政治の中では非常に困難」
と語っていた。

この選挙では石原慎太郎に敗れたが、
101万票を獲得している。
無所属で出馬した渡邉に対する無党派層の支持が高かった、
ということだろう。

しかし今回の参議院選。
風向きは変わった、と渡邉は読んだのだろう。

今日の記者会見で渡邉は、
安倍総理のすすめるアベノミクスを
「見事な政策だ」
と評してみせた。

企業経営者からしてみれば、
これは評価の一致するところで、当然の論評といえる。

「TPP賛成」
も同様に当然であろう。

つまり、企業経営者として、
今の安倍自民党は、もっとも自らの主義、信条、経験にフィットする。
自分が都知事選のころから訴えてきたことに、
アベノミクスが寄り添ってきた、という自負もあろう。

もしかすると渡邉は、安倍総理以上に、
アベノミクスを深く理解している存在なのかもしれない。
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