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アベノミクスもいいけれど、庶民にとって「景気」とは何か? [ニュース]

日経平均も円安も、この一週間くらい、
一休止というところですね。

相場の上昇に熱くなっていた人たちも、
ちょっと冷静になって相場を眺められる、
いい時期だと思います。

さて、アベノミクスの眼目の一つに、
日銀の大量国債買い入れがあります。
国債を買うことで現金を市場に放出し、
お金の循環をよくしていこうということですが、
さて、その放出されたお金はどこに向かうのでしょう?

日経平均が急上昇したり、円安になったり。
これはつまり、株を買ったり外貨を買ったり
してるわけですよね。

つまり、放出されたお金は、まず投資に向かっている、
といえるでしょう。

実需についてはどうか? 
海外で工場を建ててた製造業種が、
円安だからって、やっぱり国内に工場を作ろう、
となるんでしょうか? 
あまりなりませんよね。

高級宝飾品が売れている、
というニュースをちらほら見ますが、
これは元々お金を貯めこんでいた富裕層が
お金を使い始めた、と言えるでしょう。

では一般庶民についてはどうなのか? 
夏のボーナスは一部大企業では増えるようですね。
その他多くは新聞などによりますと、
「あまり生活がよくなった実感がない」
という意見の占める割合が高いようです。

では庶民にとってアベノミクスは何なのか?
これは要するに、


あまり関係ない。。。

というのが正直なところではないでしょうか?

20年以上前のバブル期。
イケイケドンドン大騒ぎな世相とはいえ、
庶民で財産を成した人ってほとんどいませんよね。
たいして多くもない給料を、
世相に流されてバーっと使って終わった、
という人はたくさんいたようですが。

株や不動産に突っ込んで、借金かかえて終わった、
という人もいたようですが。

つまり景気の善し悪しというのは、
お金のある人が儲かったり損したり、
というだけで、庶民として、
上の方でなんかやってるなー、
という一歩引いた体勢で眺めてるのが
いちばん安全なのではないか、
と思うのであります。

資本主義というのは、
タネ銭が多い人ほど有利な条件で
取引できる仕組みになってるわけで、
その他大勢の人たちが
少ない資金で手出しして勝てる確率は限りなく低い。

今なすべきこと。
それは、バブル期の新聞を
図書館でじっくり読んでみるといいのではないか、
と思っています。

今なすべきこと、
これから来るべきことに対する備えが
見えてくるのではないですかね。

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